上の写真は、元旦の朝、屋上ペントハウスにある小さな神棚で型通りのお参りをした後、屋上から南西方向の富士山を撮った写真です。台風24号が猛威を奮った後かなり長い間暖かい日が続いきましたが、漸く年末になって寒波が訪れ、いつも通り寒風の中で凛とした富士を仰ぐことができました
まず、11月初旬にご報告(猛暑と台風襲来でこっぴどくヤラレマシタ!)した続きの報告から始めたいと思います
台風一過、僅かに生き残ったキュウリ、ナス、トマトのその後;
2本だけ生き残ったキュウリについては、11月初旬に数本収穫しただけで枯れてしまいました。秋ナスの収穫を期待していたナスについては、強風で葉が吹き飛ばされた枝を短く剪定し成長を待ったのですが、花が咲き実がついたところまではいったのですが、実は食べられるとこまでは成長しませんでした
ただトマトについては、寒さが襲っても一向に枯れる気配はなかったものの、11月末には成長が止まりました。しかし、一昨年の経験で青いまま収穫しても追熟させることが可能と分かっていたので、日の当たる室内で下の写真の様に追熟を待ち、無駄なく正月の野菜として利用することができました
植え付け時期が遅れた白菜、キャベツの生育状況;
台風の影響で白菜、キャベツは10月に入ってようやく手に入れた苗を10月7日に植え付けてから結球するかどうか心配していましたが、下の写真の様に2ヶ月程で見事に結球しました。恐らく晩秋から初冬にかけての暖かさのお陰と言えると思います
白菜は寒波が訪れてから成長が止まったので、現在は上の写真の様に外側の葉を纏めて紐で縛り、霜が降りても大丈夫な状態にしてあります。12月初め最初に収穫した白菜は、下の写真の様に八百屋で買う白菜と比べても遜色が無い大きさに育っています。12月中旬から白菜漬け、鍋材料として既に大活躍しています
キャベツについては、未だちょっと小さめですが必要により収穫していきたいと思います
苗で購入した白菜、キャベツとは別に9月下旬に無理とは知りつつ種蒔きをしたものは、案の定未だに結球していません。現在の生育状況は下の写真の通りです;
白菜については、鍋材料として使う分には全く問題ありません;
キャベツについては、4月頃までこのまま育て「春キャベツ」として食べることができるか試してみたいと思っています
野沢菜の収穫と野沢菜漬けのチャレンジ;
今年は、野沢菜を秋野菜として霜が降りる頃(12月下旬)まで育て、野沢菜漬けにチャレンジすることにしました。12月下旬には葉の長さが50センチ以上に育ち収穫後ネット情報を基に野沢菜漬けを行っています。1月現在まだいい塩梅に発酵していないので食べるには至っていません。副産物の蕪の部分は、長野県では普通に行われている粕漬の他に、糠漬け、浅漬けとしても楽しんでいます(中々美味しいですよ!);
失敗した長ネギと生食用タマネギの苗づくり;
今冬の鍋に使う予定だった長ネギは11月のブログでご報告した通り失敗しましたが、今年の春以降に定植する予定の長ネギの苗は順調に育っています。また、11月に植え付ける予定だった生食用のタマネギについては、種が古かった為か発芽しませんでした。10月半ばに新しく買った種はちゃんと発芽しておりますが、勿論11月の定植には間に合いません。従って、このまま冬を越させて春になってから定植しようと思っていますが、どうなることやら、、、 普通の保存用のタマネギについては11月に定植し今のところ順調に育っています;
その他の野菜の生育状況;
葉物の野菜はホウレン草を除き、昨年使った透明なゴミ袋を使った霜よけ(保温効果はやや疑問!)で育てています;
我が家の必須野菜の一つであるセロリーは、寒さに強く全く何の防霜仕掛け無しに元気に育っています。サラダや炒め物の材料の一つとして必要な折に1~2本切って使っていますが、枝は次々と生えてくるので一株あれば十分です;
参考:2018年の屋上野菜栽培経費
2018年、我が家の屋上菜園にかけた経費の明細は以下の通りです;
昨年よりもちょっと費用が増加しましたが、趣味にかける費用としてゴルフ2回分と考えれば、全体として満足できる水準と考えています。昨年、零下の気温になった折、水抜きを忘れて給水タイマーの一部が凍結による水漏れを起こし、交換せざるを得なかったことが資材類の購入費増に結び付いたことが分かります。屋上では給水タイマーを3台使っていますが、既に1台は経年劣化で動かなくなっていますので、今年も新たに1~2台の追加購入が必要になると考えられます
昨年1月に40L入りの腐葉土を5袋で1000円という安値で購入しましたが、これは近くを走る「志木街道」の欅並木の落ち葉を、清瀬市が腐葉土にして安く販売していたものです。2011年の福島原子力事故以降、腐葉土の価格が跳ね上がりましたので、今年もと期待していたのですが、昨年この欅並木の大きな枝を悉く切払い欅の大木は殆ど丸坊主となってしまったので、これから数年はこの様な安価な腐葉土の購入は期待薄と思われます
以上