屋上栽培一年間のレビュー(経済面)
以下は、例年報告している屋上菜園にかけた費用の2006年~2023年の年間費用の推移と2024年の購入項目及び購入時期別の内訳を表している表です
この表をご覧になれば分かる様に、今年も体力が低下してきた老人農民?の為の省力化投資(電動耕運機関連)を除けば概ね例年通りの費用で済んでいること、及び2020年以降現在まで野菜栽培を始める動機の一つになっていた「殺虫剤等の農薬は使わない原則」は貫けました。年々ひ弱になっていくことを実感している我々老人の健康面でも良かったかと思われます!
収穫量の面では、2023年同様キューリ及びトマトの一部は、種から育てた一回目の苗が7月に入ってからの猛暑で枯死したため、苗を購入して植え付けたものの、キューリは全滅、トマトも収穫は少なかったのが残念です。遮光ネットや敷き藁などで暑さ対策をしたものの前年に続き失敗だったと総括しなければなりません
一方、夏野菜でもナスについては、栽培数を増やしたこともあり、大豊作となりました
秋・冬野菜の現況
去年の春頃から始まった「脊柱管狭窄症」による脚の痺れ・痛みにより夏場の雑草を処理しきれなったことに伴い、秋口からの秋冬野菜の苗の育成、植付が遅れ、主力野菜となるはずの「キャベツ(野鳥の食害が酷い)」や「白菜」は写真の様に悲惨な状況になっています。;
白菜については、中心の緑色の部分は漬物や鍋には向かないものの、生野菜として食べる分には問題ないと考え、「生のままの千切り」、「さっと熱湯に通した千切り」の状態で食べてみましたが、美味しく食べられることが分かりました。尚、私の味覚?では生食は「胡麻ドレッシング」、熱湯を通したものは「ポン酢にゴマ油」がよく合うと感じました
キャベツについては、もう少し様子を見てこれ以上肥大化させるのが無理となれば、「菜の花」として収穫することも考えています
現在、収穫しながら食べている野菜は以下の通りです
まず、「小松菜」は簡易ビニールハウス内で極めて順調に育っています;
右上の画像の様な収穫を、間引きを含め既に6回実施していますが、まだまだ当分収穫が続きそうです。お浸しや鍋の具として重宝しています。また自作ビニールハウス内の「ホウレンソウ」や「サニーレタス」も、一週間に一回程度収穫し美味しくいただいています
生野菜サラダの具としては、以下の「ケール」、「ワサビ菜」も収穫が続いています
漬物用野菜としては、昨年に引き続き「野沢菜」と「高菜」の二種を栽培しました
野沢菜については1月初旬に収穫し、漬物博士である同居している息子が漬けたものを2月に入ってから食べ始めました(但しカブの粕漬が美味しくなるのは春以降か?);
「高菜」については、2月下旬に収穫し漬物にする予定です;
春以降に収穫する予定の「タマネギ2種」の生育状況は;
昨年に比べちょっと生育が遅れています(12月からの寒波の影響?)。そこで、大玉に育てるもののみ、黒色のゴミ袋と藁でマルチを施したもの、及び藁と透明のゴミ袋で防風(有名な関東平野のからっ風!)対策を施したものをテストしています
ペコロスについては何も対策をしていません、今後生育はどうなるか、、、
またネギについては、例年通り8月末に種を撒いたものの、恐らく酷暑の影響だと思いますが、うまく育たなかった為、10年振り位になると思いますが、「長ネギ」、と「下仁田ネギ」の苗を購入し植え付けましたが、現在までの所順調に育っています;
「ハーブ類」については、屋上の自作ビニールハウス内で春以降に収穫するものを各種育てていますが、「ディル」、「バジル」などは、使用頻度が高いので居間の出窓で育て、料理に合わせて使っています
以上