生命力溢れる野菜たち


屋上菜園で自給を目指す為には、出来るだけ多品種の野菜を栽培する必要があります。また、収穫後の用土の再生は手間がかかりますので、栽培サイクルを減らすことが重要になります。この条件を勘案すると、一回の栽培で何回も収穫できる“生命力あふれる野菜たち”は屋上野菜の優等生ということになります。

上の写真にある“ニラ”は最優等生です。拙宅では、餃子、豚肉/レバー・ニラ炒め、ニラせんべい(余りご飯・小麦粉・ニラのざく切り・味噌に水を加えて捏ね、フライパンで焼く。戦後食糧事情が悪い時によく作られました)、みそ汁の具、等で多用されていますが、年間を通じて(冬期間の収穫は無理)標準型の小さなコンテナ3ヶで十分足りています。標準のコンテナで3ヶ所ぐらいに小さくまとめて植え付け、収穫はこの単位で根元からカットすれば立派に再生します。追肥は適宜実施しますが、再生を繰り返すと葉がだんだん細くなって来ますのでこの時が植え替えのタイミング(1年~2年)になります。

普通では考えられないことですが、拙宅屋上ではセロリも同じように春に植えたものを冬を越して1年間利用しています。

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1年もののセロリ

セロリは茎の部分を食べるのが普通ですが、拙宅ではこの茎と葉を細かく刻んで薬味にしたり、肉類の料理でアクを取る野菜として活用しております。写真の様に株はかなり大きくなりますので、大型のコンテナに2株程度植えつけます。

12月~2月の冬の期間は吹き曝しの屋上では野菜の種類は限られます。鍋物や漬物に欠かせない白菜は勿論栽培いたしますが、これは収穫した後の再生は期待できません。一方、以下の野菜は簡単な保温カバーをすれば、根元でカットしたあと何回も再生させることができます(勿論追肥は必要です)。

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水菜_4月末に種まきしたもの

上記写真は4月末に種まきした水菜ですが、昨年10月末に種まきした水菜は12月~3月上旬まで何度も収穫⇒再生を繰り返しました。鍋や漬物に大活躍しましたが、標準型の小さなコンテナ3ヶで十分でした。3月後半から水菜は沢山の黄色の花をつけますが、これは春の息吹を感じさせる切り花としても活用できます。

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サニーレタス_4月末に種まきしたもの

また、サニーレタスも何度でも収穫⇒再生を繰り返す生命力旺盛な野菜です。冬の朝食用生野菜として大活躍しましたが、これも標準型の小さなコンテナ3ヶで拙宅の需要を十分に賄ってくれました。冬用としての種まき時期、栽培方法は水菜と同じです。因みに、昨年種まきしたサニーレタスは12月以降収穫を開始しますが、その後5ヶ月間以上に亘って活躍したサニーレタスの株は以下の写真の様な姿になっています。なんだな愛おしいですね!

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サニーレタス_5月17日の姿

尚、葉野菜に共通して言えることですが、種をまいてから収穫するまでに、私の場合2回ほど間引きをします。売られている種子の発芽率(裏面に書いてある)は75%以上が普通なので、一株を育てるのに3~5粒で十分のはず。双葉が出そろった頃に一回目の間引きで2~3株に減らし、ある程度の大きさになってから2回目の間引きを行って一株にします;

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サニーレタス_5月18日に間引きしたもの

上記の写真は2回目の間引きで収穫したサニーレタスです。食用に十分に耐えることはお分かりいただけると思います。

以上