春が来た!

長い冬が峠を越え、我が家の屋上にも春の息吹が感じられる頃になってきました。上の写真は、友人から頂いたフキの苗を裏の狭い路地に植えたものです。毎年2月頃にフキノトウ、春以降は葉を佃煮などにして楽しんでおります。ことしも2月中頃にフキノトウの初物を食べ、沢山出てきたらフキみそを作ろうと話していたのですが、すっかり忘れてしまい、今日チェックしたところ、上の写真の様に全て花が咲いていました。残念!

春の息吹_行者ニンニク・アサツキ
春の息吹_行者ニンニク・アサツキ

昨年秋、春の野草を楽しみたいと購入した「行者ニンニク」と「アサツキ」が目を出してきました。恐らく収穫は4月後半になると思いますが、楽しみです

ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリー
ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリー

ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリーなどのつぼみが膨らんできましたが、若葉がでるまでにはまだ時間がかかりそうです

メインの冬野菜として白菜、ネギ、キャベツ、ブロッコリーを栽培しましたが、白菜12ヶ、ネギ100本は3ヶ月で食べ尽し、やや出来損ないのキャベツとブロッコリーが、鳥の食害(冬は野鳥にとっても過酷な季節なので許してあげないといけませんね!)を受けつつ少々残っているばかりです;

キャベツ・ブロッコリー
キャベツ・ブロッコリー

一方、たび重なる寒波に耐え、冬のあいだ我が家に貴重なビタミンを補給してくれた“けなげな野菜”である野沢菜、水菜は、寒さで葉がやや黄ばんでいるものの、下記写真の様に未だ頑張っています;

冬の寒さを耐え忍び、春を迎えた野菜
冬の寒さを耐え忍び、春を迎えた野菜

これらの野菜からは、現在以下の写真の様な普通の八百屋さんでは買えない“菜の花”が収穫できます;

野沢菜と水菜の菜の花
野沢菜と水菜の菜の花

また、玄関へのアクセスの脇に、魚を飼うために作った10メートル程の水路(勝手に“ビオトープ”と称しています)には、クレソンが自生しています。下記写真の様に今が食べ頃です。因みに、春から夏にかけては虫がついて食べられてしまい、食用にはなりません(この水路には、金魚以外に各種生物が住み込んで!いますので、殺虫剤は使えません);

クレソン
クレソン

昨年11月に植えた“タマネギ”は、寒い冬を耐え、下記写真の様にようやく成長を始めました。写真左のタマネギは、大きく育てますが、右のタマネギは小さいうちに収穫し、シチューの具などに使う予定です;

タマネギ
タマネギ

白菜を収穫した後のコンテナは、土を再生した後、ジャガイモを植えました。今年は、「キタアカリ」の他に「男爵」も植えつけました。今年の工夫は1ヶのコンテナに種イモ2ヶを植えつけましたが、昨年(コンテナ1ヶに種イモ1ヶ)との収量の差を確認するのが楽しみです;

ジャガイモの植付
ジャガイモの植付

本格的な春に植え付けを行う予定の苗は、3月初旬から苗の育成を始めています。まず30度程度の温度を確保できる自作の“発芽装置”(詳しくは夏野菜の発芽・育苗の工夫_①を参照してください)を使って発芽させ;

発芽装置
発芽装置

発芽後は、居間のベランダに設置した自作の“育苗装置”(詳しくは夏野菜の発芽・育苗の工夫_②を参照してください)で苗に育てます;

育苗装置
育苗装置

現在、育苗段階に入っているのは、“サニーレタス”(←我が家の朝食のサラダに不可欠な野菜)と“プンタレッラ”です。プンタレッラは、私の親しい友人たちが2月にイタリアにスキー旅行を敢行し、市場で手に入れて食べた野菜で、食味を絶賛していたものです。さっそくネット経由で種を取り寄せ、実験的に栽培を始めたものです。日本では秋に栽培するのがいいようですが、春作が可能か確かめてみたいとおもいます

私の住んでいる埼玉県は、首都圏に出荷する野菜の産地として有名です。ちょっと散歩をすれば、真冬であってもプロの農家は、ビニールの覆いをしただけで見事な葉物野菜を育てているのを見ることができます。
昨年、天候不順のために冬野菜の栽培に苦労した経験(詳しくは冬野菜の収穫を参照してください)から、保温の効果を確認することができましたので、今年からは、以下の様にビニールの覆い(勿論!透明なゴミ袋使用)を使って3月初めから種まきをしてみました。成功するかどうかおなぐさみ!です;

大根・人参
大根・人参
大根・人参
大根・人参

以上

 

 

 

 

高齢者スキー技術の実践_その2

前回の投稿(高齢者の為のスキー技術を実践してみました!)で、生意気な理論を振りかざし、“ほぼ理論通りの滑りが出来た!”かの様な報告を致しましたが、証拠になるものは何も提示できませんでした
今回、私のスキー仲間(上の写真:ほぼ全員が私よりスキー歴が長く、技術レベルも遥かに上を行っているスキーヤーです)と一緒に北海道のルスツスキー場で滑ることができ、私の滑降中の動画を撮ってもらうことができました。以下の連続写真は、動画から起こした写真をターンに合わせて並べてみたものです;

谷回りターンの分解写真
谷回りターンの分解写真

これまでの投稿で申し上げてきた通り、この滑降スタイルの狙いは、筋力が無くバランス感覚が衰えた高齢スキーヤーが、安全にスキーを楽しむ為のものです。このスタイルのポイントとして挙げたことは;
 腿を立てて滑ることによって脚部の負担を減らすこと( ⇔ 歩くときの姿勢に近く、比較的高い姿勢になります)
スキーをズラすことによって、スキーの速度を一定に保つこと
でした

また、この滑りを実現するためには、以下のポイントが重要になります;
回転を始める前に必ずニュートラル・ポジション(斜面に垂直に立つ)をとること
回転は山側にスキーをズラすことから始めること
最大傾斜線を越える前後は、しっかりとスキーをズラし、速度をコントロールすること
山回りの回転に入ったあとは、徐々にスキーをズラす量を減らし、一定速度を維持すること

上記のポイントを分解写真と比べていただくと、ほぼ狙い通りの滑りになっており、また結果としてターンしている間は“外向・外傾”の姿勢が保たれていると思いますが、如何でしょうか?

名残惜しいのですが、今シーズンの私のスキーはこれで終わりになります。来シーズンの課題としては、ターン後半の山回りの部分をもう少し美しく見せる為に、ターン前半部で軸となっていた山足を、山回りになって軸としての役割を終えた後、どう操作すればいいのかについて研究してみたいと思っています

以上