先週一週間、ワイフと一緒に恒例の歴史旅に出かけた為、屋上野菜は、息子に頼んだ毎日の収穫のみのケアとなりました。案の定成長の早いトマトは側枝が伸び放題、全体として雑草も伸び放題となり、“美しい菜園?”の状態に復帰するのに“3時間×2日”を費やしてしまいました。また、自動給水で概ね生育は順調でしたが、キュウリだけは結果として水のやり過ぎとなり根腐れを起こしておりました(←7月初めに種まきをした2世は順調に育っており、選手交代は可能の様です)。プロの農家にとっても、夏野菜の栽培は毎日のケアが大変であることを実感できます。
旅行中に収穫した野菜については、夫婦では消費しきれない分を親類縁者に配り終えたところです。
夏野菜は種類も量も豊富であり、家庭菜園の楽しみを満喫することができます。料理は基本的にワイフにお願いしておりますが、その感謝を兼ねて以下に私が気に入っている料理を幾つかご紹介したいと思います;
1.採れたて新鮮野菜を楽しめるサラダ
毎朝、野菜のコンビネーションは替わりますが、このサラダがメインとなり、卵、肉類少々!、自家製パン1枚で、NHKの朝ドラを見ながらの朝食となります
2.夕食に登場する夏野菜料理
① ナス・ピーマン甘味噌炒め;
私の大好物です。母もよく作ってくれました。これさえあればワイフの制止が無い限り、ご飯何杯でもいけてしまいます
② トマト料理;
これは最近ワイフが発明!した料理で、私が今一番気に入っているトマト料理です。中型トマト丸ごと一口で!
作り方:トマトの皮を湯剝きする→そのまま冷蔵庫で一晩おく(トマトの汁が出てくる)→うす口醤油を適量加える→出来上がり!
③ 万願寺とうがらし、ナス、塩サバの甘酢漬け
万願寺トウガラシは今年から栽培を始めましたが、ピーマンよりも栽培が易しく食味も抜群なので、栽培をお勧めします。“トウガラシ”と言う名前がついていますが、全く辛みはありません
作り方:万願寺トウガラシ、ナスは素揚げをする、サバ(拙宅ではうす塩サバを使用)は片栗粉をつけて揚げる→甘酢に漬ける→皿に盛った後、きざみショウガを載せる→出来上がり!
④ 瓜類の料理
私の両親は長野県出身なので、母親の手料理や親戚宅に寄った時によく瓜の料理を食べました。東京では中々手に入らないので、友人宅@伊那に寄った時に瓜の種を仕入れ栽培しています。今年は以下の瓜を栽培しました;
拙宅では両方の瓜は糠みそ漬けが定番ですが、信州の地元では奈良漬や味噌漬けにして冬場の貴重な保存食として利用されています。皮と果肉は少し硬いので、漬物以外に使う場合は皮を剝き、茹でてから料理の素材として使います。以下に“信州青皮漬瓜”を使った料理を二種紹介いたします:
作り方:上述した“トマト”の煮びたしに皮をむいて15分くらい茹でた信州青皮漬瓜を加えただけです
作り方:皮をむいて15分くらい茹でた信州青皮漬瓜と山芋の短冊切りを軽く炒める→盛り付ける前におかかをふりかけ、薄口しょうゆで味付けする→出来上がり!
尚、今朝試してみましたが、これに刻んだ茗荷を加えると更に美味しいことが分かりました
⑤ 空芯菜の料理
空芯菜は台湾に駐在していたころ毎日のように食べましたが、帰任してから食べる機会が殆どありませんでした。しかし最近息子がこの野菜が好きである事を知り、今年から栽培を始めました;
上の写真の様に、標準のコンテナに“ゴミ袋”を敷き水が漏れないようにした上で水が切れないよう補水してやれば簡単に栽培できます。根から10センチ程度上の節の上をカットして収穫すれば何度でも生えてきます。夏場は一週間に一度収穫できますので非常に重宝な野菜です。料理は簡単に5センチ程度にざく切りし、ニンニク炒めにすれば夕食に一品増やすことができます
以上