秋冬野菜の現況

11月末から12月初めにかけての屋上菜園の全体像は見出しの写真の通りです

今年はコロナ禍に明け暮れる一年でしたが、例年に比べ、びっしりと野菜に埋まっているのは、7月発行のブログ(コロナ禍と家庭菜園)と8月発行のブログ(私の巣篭もり生活!)でご紹介した通り、時間が有り余っている!為に、あれもやりたい、これもやりたいと考え、結構多種類の野菜を栽培したことにあります。因みに、見出しの写真の状態で、大型のコンテナ35ヶ、中型のコンテナ7ヶ、小型のコンテナ52ヶを使って野菜を栽培しています

一方、今年の8月から11月にかけての天気は異常といってもおかしくない状態でした。以下は拙宅の隣の街である所沢市の気温と雨量の推移(気象庁提供のデータ)です;

8月~11月・所沢の気温と雨量の推移(雨量の棒グラフ:青/1日当たり、赤/1時間当たり)

この気温と雨量の推移をみると、9月上旬までは屋上での肉体作業は老骨には無理な状態!でした(せいぜい水遣りをする程度の世話)また9月上旬の雨は短時間でドッと大雨が降る例年とは違った(通常の時雨はシトシトと長時間降る雨)降り方でした

この時期は、大型コンテナを使って育てている大型夏野菜(トマト、キューり、ナス、など)を刈り取り、それらのコンテナの土の再生を行うと同時に、秋・冬の大型野菜(キャベツ、白菜、大根)の種を蒔かなければならない時期ですが、結局キャベツ、白菜は苗を育てることが出来ず止むなく苗を購入して間に合わせました。大根の栽培はやや種蒔き時期が遅れ、12月からの収穫には不安が残ります。他の葉物野菜についても蒔き時期は遅れましたが、霜が降りる前に透明ゴミ袋!の保温処置をすることで相応の収穫量は確保できると思っています
以下は、現在の栽培状況です

現在栽培中の野菜生育状況

1.大型野菜(大型コンテナを使用)
キャベツ(角型の大型コンテナで1コンテナ当たり1株栽培):10株栽培
*甘くて美味しい冬のキャベツは、何の料理にでも使えます。秋・冬の栽培は農薬を全く使わなくても食害は受けないのは嬉しい限りです

キャベツ

白菜(角型の大型コンテナで1コンテナ当たり1株栽培):13株栽培
*冬の白菜は、漬物、鍋の具材など需要が極めて大きい野菜です

白菜

大型大根3種青首大根、おでん大根、いいずな青大根;丸形の大型コンテナで1コンテナ当たり3株栽培合計30本
*通常の利用方法のほか、冬場はおでんの具材など需要が拡大します。いいずな青大根は初めての栽培ですが、漬物が適しているように思います

大型大根3種

小型大根3種おいばね大根、ねずみ辛味大根、日野菜カブ;角型の中型コンテナで1コンテナ当たり6株栽培)合計30本
*大型大根に比べ栽培期間が短いので重宝しています。ねずみ辛味大根は勿論!天ぷらや蕎麦とともに大根おろしにして楽しみます。日野菜カブは初めての栽培ですが、ネットのレシピなどを見ると漬物に適している様です

小型大根3種

⑤野沢菜(角型の中型コンテナで1コンテナ当たり6株栽培)合計12株
*野沢菜は一昨年以来栽培し葉は野沢菜漬け、根のカブは粕漬で楽しんでいますが、野沢菜漬けの方はいまいち長野県の地元の味にはなっていないので、今年はもう少し研究してしてみたいと思っています
葉が食害を受けていますが、これはモンシロチョウの青虫のせいです。毎日見つけ次第この青虫を虐殺!していますが追い付きません。ただ不思議なのは、直ぐ近くに美味しそうな?白菜やキャベツ、大根を栽培していますが、こちらの方は全く食害を受けていません!青虫といえども好みにうるさいのでしょうか?

野沢菜

2.小型葉物野菜(角型の中型又は小型コンテナを使用)
レタス(19株)とサニーレタス(10株
*レタスは株単位で収穫しますが、サニーレタスは必要なだけ葉を千切って収穫するので長期間収穫でき、株の数は少なくて済みます
尚、レタスは生野菜で食べる人が多いようですが、拙宅では鍋や炒めものの具材としても重宝しています

レタスとサニー・レタス

②ホーレン草(小型コンテナ4ヶ)とニラ(小型コンテナ5ヶ)
*ホーレン草は、霜が降りる頃から甘くなるので、収穫は1月以降か、、、ニラは餃子やレバニラ炒めの需要があるので常備野菜です

ホーレン草・ニラ

③水菜(小型コンテナ3ヶ)
*水菜は一年中栽培しています。冬場の水菜はちょっと固くなりますが、兎に角低温にも強い重宝な野菜です。下の写真のものは11月以降収穫を続けています。サラダ、はりはり鍋の具材、漬物などで利用します

水菜

④その他の葉物野菜(小型コンテナ各1~2ヶ)
*以下の野菜の収穫は1月以降になると思います。高菜、からし菜、ワサビ菜は漬物も美味しいです。
*カブは漬物が定番ですが、朝採りしたものを薄くスライスすれば生野菜サラダの具材としても美味しく食べられます!
*春菊は11月から収穫中。アスパラ菜は初めての栽培、どんな味がするか楽しみです。セロリは昨年栽培して冬の生野菜サラダの具材として重宝しましたが、今年は種を蒔くのを忘れ諦めていましたが、売れ残りの苗を見つけ格安で購入しました

小松菜・高菜・からし菜・ワサビ菜
カブ(赤・白2種)
春菊・アスパラ菜・セロリ

⑤ニンジン(大型コンテナ1ヶ)とケール2種(大型コンテナ各1ヶ)
*ニンジンは成長する度に「間引き」していきますが、これも生野菜サラダの具材として活用します
*ケールは初めての栽培です。青汁の材料として有名ですが、私は生野菜サラダの具材として活用する予定です

人参・ケール

3.来年初春以降に収穫する野菜
①長ネギ(小型コンテナ10ヶ;苗の余りを植えた小コンテナ1ヶ)100本
*8月末には種を蒔いたのですが、冒頭に書いた理由で植え替え時期が相当遅れた為に、残念ながら今年の冬の収穫は無理の様で、来年初春からの収穫となりそうです。夏から栽培している葉ネギの収穫はできますが、拙宅は一年中ネギの消費が異常に?多いので、近所の八百屋から泥ねぎの購入をせねばならない羽目になりました

長ネギ

②タマネギ2種紫色の生食用タマネギ、保存用黄色タマネギ;大型コンテは各3ヶ;苗の余りを植えた小型コンテナ4ヶ)合計60個
*昨年と同じ栽培数で、5月頃に収穫し9月頃迄自給できる予定です。余った苗は3月からペコロスとして利用可能です

タマネギ2種

4.その他
①トウガラシ3種鷹の爪、辛長キング、沖縄シマ唐辛子
*6月ころから収穫を始め、未だに収穫中です。今年は沖縄シマ唐辛子を初めて栽培しましたが、花が咲くの遅く、樹勢の割には実が小さく収穫量も少ないようです。ただ辛味は相当なものです!

唐辛子3種

②ハーブ類
*例年通り冬は室内に取り込み、いつもフレッシュ・ハーブが使えるようにしています

ハーブ類の出窓栽培

以上